クリニックの感染対策の一環
2020年04月30日
国から発令された緊急事態宣言を受け、不要不急の外出自粛や、子どもたちの学校の長期休校など、急激な生活の変化にとまどい、これまでに経験をしたことの無いような日々をお過ごしのことと思います。
新型コロナウイルスが騒がれはじめてから、当院では以下の取り組みを行っております。
● 職員のマスク・フェイスシールドの着用、手洗い消毒の徹底
● 待合室・診察室・処置室の十分な換気
● 発熱や風邪症状の患者さんと定期通院の患者さんとの時間的分離
● 各診療が終わり次第、椅子・手すり・ドアノブ・スイッチ類をすぐ消毒することの徹底
● 受付・処置室でのアクリル板の設置 など
院内に入った瞬間から多少圧迫感を感じるとは思いますが、お互いの安心・安全のための対策ですのでご辛抱願えると幸いです。
また、症状により受診時間の調整や場合によっては院外・玄関での待機など、ご不便をおかけしているのにも関わらず、上記のような当院の院内感染防止に向けた徹底した取り組みに、多大なご理解とご協力を賜り、本当にありがとうございます。
新型コロナウイルスは未知のウイルスであり、比較的感染状況が落ち着いてきている現在でも、いまだに感染のリスクはあり、非常に心配されていることと思います。
特に高齢者・基礎疾患をお持ちの方が新型コロナウイルスに感染すると、重症化する可能性が高いことも指摘されております。そのため、受診の際に感染することを懸念し、治療自体を中断してしまうケースもしばしば見受けられます。
しかし、治療を中断することで、基礎疾患が悪化し、本来なら避けられた合併症の発症や、万一新型コロナウイルスに感染してしまった場合、より重症化のリスクが高くなってしまうことなども、同様に心配しております。
そこで、当院では、これまで定期的に通院され、懸命に治療を継続されていた方の治療が中断されてしまうことがないように、
● 電話再診、電話での処方箋発行
● オンライン診療に切り替え
など、できる限りの対策を講じて、皆さんの健康を守るお手伝いをさせていただきたいと考えています。
今後、地域医療における診療の形や常識が変わったとしても、患者さんに寄り添いながら、粛々と真摯に診療に取り組んでまいる所存です。今後ともよろしくお願いいたします。
何かお困り事等ございましたら、遠慮なくご相談ください。