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パーキンソン病

Parkinson's disease

パーキンソン病parkinson's disease

パーキンソン病

中年以降の方に多く、なにもしていないのに手がふるえていたり、歩くときに前屈みになって、歩幅が狭く、手の振りがなくなり、顔の表情もかたくなるような病気です。

このような症状がありましたら、ご相談ください

  • 手足のふるえ(振戦)
  • 手足のこわばり(固縮)
  • 動作が緩慢(寡動、無動)
  • 転びやすくなる(姿勢反射障害)

片側の症状から始まり、他の部分へ進行する特徴があります。その他に、便秘や立ちくらみ(起立性低血圧)などの自律神経症状、睡眠障害、気持ちがふさぎこむ(抑うつ)などの精神症状が認められます。具体的には、じっとしている時に片側の手や足がふるえる(安静時振戦)、表情が乏しく抑揚の無い声になる、関節が硬く引っ掛かりを持つ(歯車様固縮)、立ち姿が少し前屈みで歩き方が小刻みである、歩く際に手を振らない、歩き始めや途中ですくむと次の一歩がなかなか出ない、すくんでも音や線をまたぐなどをきっかけに良くなる、身体がどちらかに傾く、字が小さくなる、等が運動症状として代表的です。精神症状には、気持ちの落ち込み、意欲、自発性の低下、夜間の不眠、認知の問題が知られています。自律神経症状には、よだれが多くなる、顔が脂ぎってくる、トイレが近くなる、汗が多くなる、インポテンツ、手足のむくみ、などの訴えが挙げられます。また、身体の痛みが起こる事もあります。
最近、これら運動に異常が現れるかなり前から、便秘を訴えていた人が多かったことがわかってきました。もちろん便秘がちなひとすべてが、パーキンソン病になるわけではないのですが、50歳代から70歳ぐらいまでの男性で、その後パーキンソン病になる人は3~4倍といった報告もあります。

さらに「匂い」の低下も注目されています。ふつう「匂いがわかりにくくなる」と訴える人は少ないのですが、「食事がおいしくない」や「味がにぶった」と訴えるお年寄がいます。お年寄りは匂いの問題を、食事がおいしくないとか、味がにぶったとして感じ表現するようです。 その他、うつ症状の人や睡眠中の行動異常などが、パーキンソン病との関係で注目されています。ここで述べた、便秘、匂いを感じにくくなる、うつ症状、睡眠時の行動異常などは、パーキンソン病になった方の生活歴を、振り返って調べた時に目立った項目です。

症状がゆっくり進行する為に、気が付かない事や別の病気と考えられている場合もありますし、別の病気の治療薬の副作用で起こる良く似た症状である場合もあります。症状があった場合は、正しい診断を受ける為に、当院を含め神経内科に受診される事をお勧めします。
パーキンソン病でみられる症状は他の病気でも認められる事があります。パーキンソン症候群と呼び、神経の変性疾患と呼ばれる難病や脳梗塞の部分症状、水頭症や脳炎の後遺症、クスリの副作用など様々が原因がある事が知られています。症状の程度や範囲、進み方などで判断していきますが、こうした病気を区別する為に、CT検査、MRI検査、核医学検査などの画像診断が行われる場合があります(必要があればすぐに施行可能な施設へご紹介します)。