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頭痛

Headache

頭痛headache

頭痛

まったく頭痛を経験したことがない人は少ないと思います。風邪をひいて熱がでた時の頭痛、お酒を飲みすぎた翌朝の二日酔の頭痛などなんらかの頭痛を経験したことがある方がほとんどでしょう。頭痛とは頭部の一部あるいは全体の痛みの総称で、後頭部と首(後頚部)の境界、眼の奥の痛みも頭痛として扱います。頭皮のケガ(外傷)や感染(化膿、おでき)などによって生じる頭の一部の表面の痛みは通常は頭痛とはいいません。頭痛は、熱や腹痛と同様に症状の名称ですが、慢性的に頭痛発作を繰り返す場合は頭痛症といいます。繰り返しおこる頭痛や、急に激しくおこる頭痛など頭痛にもいろいろあります。緊急を要するものと、そうでもないものがありますので、当院を含めた神経内科にご相談ください。また、最近片頭痛の新しいくすりができましたので、長く患っている方もあきらめないで、受診してみてください。

頭痛には以下の種類があります。

A. 一次性頭痛(いわゆる「慢性頭痛」)
  • ①片頭痛
  • ②緊張型頭痛
  • ③群発頭痛、およびその他の三叉神経・自律神経性頭痛
  • ④その他の一次性頭痛
  • ⑤薬物乱用頭痛
B. 二次性頭痛
これは原因の病気が別にあり、その病気により頭痛がおきているものです。

当院では慢性頭痛と呼ばれる「A. 一次性頭痛」を主に診察させていただきますが、注意が必要なのは特に「B. 二次性頭痛」です。

  • 「突然の頭痛」
  • 「今まで経験したことがない頭痛」
  • 「いつもと様子の違う頭痛」
  • 「徐々に強くなる頭痛」
  • 「50歳を過ぎて初めて頭痛を感じたとき」
  • 「力が入りにくい、しびれる、目が見えにくいなどという症状を伴う頭痛」
  • 「ガンなどの病気をもっている方の頭痛」
  • 「熱がある、首が痛い、首が曲げられないなどの症状を伴う頭痛」

これらのなかで一つでも思い当たることがある場合は、CTやMRIなどの精密検査が必要と考えられますので、専門医療機関へご紹介させていただきます。

お子さんの場合

  • 「6ヶ月以内に薬が効かない」
  • 「歩き方がいつもと違う、動きがいつも違う」
  • 「親御さんに頭痛の既往(特に片頭痛)がない」
  • 「意識がおかしい、吐く」
  • 「寝たり起きたりを繰り返す」

こういった例に当てはまる場合は、CTやMRIなどの画像検査が必要です。

問診票をダウンロードする

当院に頭痛で受診される際は、下に示す問診票を参考にしていただけると幸いです。

HIT-6:頭痛による日常生活への支障度を知ることができます

MIDAS:片頭痛の支障度を評価します

一次性頭痛(慢性頭痛)

当院で診察させていただきます一次性頭痛(慢性頭痛)について簡単に説明します。

以前から同じような頭痛を繰り返している場合は慢性頭痛で生命の危険はないことが大部分です。片頭痛や緊張型頭痛が代表的です。最近はよい治療法もありますので、一度当院を含めた神経内科を受診されるとよいでしょう。慢性頭痛でも、頭痛が経過と伴に悪化してくるような場合には脳腫瘍や慢性硬膜下血腫などの可能性もありますので、やはり一度神経内科を受診されるのがよいでしょう。
慢性頭痛症の中には難治性のものもありますので、必ずしもすべての頭痛に対して完全に痛みを消してしまえる治療法があるわけではありません。現在の利用可能な治療薬、治療法を駆使して、頭痛による日常生活・仕事・家事・学業などへの悪影響を最小限にする努力を担当医師と患者さん御自身との共同作業で実施するものと理解していただくのがよいと思います。

片頭痛

偏頭痛と書かれる方もいらっしゃいますが、正確には「片頭痛」です。
頭の片側または両側が脈打つようにズキンズキンと痛む病気です。 月に1~2度とか、週に1~2度の頻度で発作的に起こるのが特徴で、いったん痛み出すと寝込んでしまう、仕事が手につかないなど、多くの方が日常生活に支障をきたします。吐き気や嘔吐を伴うことが多く、また普段はなんでもないような光や音に対して過敏になる、といった随伴症状と呼ばれる症状がみられることもあります。 しかし、痛みがおさまると健康な人と全く同じように生活や行動ができますし、片頭痛自体が命にかかわることはありません。ストレスのある状態を続けたあと、一段落してホッとしたとき(休日など)にも頭痛が起こります。頭痛は数時間程度のこともあれば、3日間くらい続くこともあります。 また、片頭痛は、痛みの起こる直前に「前兆」を伴うタイプと、伴わないタイプに分類できます。

「閃輝暗点」

  • 「目の前で光がチカチカする」
  • 「視野の一部に歯車のようなギザギザしたものが現れる」
  • 「視界が欠ける」

などがあります。一般に5~60分程度続き、それが終わって60分以内に激しい痛みに襲われます。それ以外の前兆としては、手足がしびれる、しゃべりにくくなる、といった症状などもみられます。 もっとも、前兆を伴わない片頭痛のほうが多く、同じ人でも前兆がいつも現れるわけではありません。
前兆を伴わない片頭痛でも、「なんとなく頭痛がきそうだ」という漠然とした予感を感じることがあります。具体的には、以下のような状態になります。そのあとに頭痛が起こるケースです。こうした漠然とした症状については「予兆」とよんで、前兆とは区別しています。

  • 「だるい」
  • 「気分がよくない」
  • 「イライラする」
  • 「眠気を感じる」

緊張型頭痛

頭痛を感じてらっしゃる方の大部分はこれに当たるのではないでしょうか。また、この緊張型頭痛と片頭痛の両方を合併している方も多いようです。緊張型頭痛の発生には、身体的・精神的なストレスが複雑に関係していると考えられています。無理な姿勢の維持や長時間のパソコンの使用などによって頭から肩にかけての筋肉が緊張し血流が悪くなると、乳酸などの疲労物質が筋肉にたまり、 これが神経を刺激して痛みを引き起こすと考えられています。特に、首筋の筋肉が弱い人ほど、頭部をしっかりと支えることができずに頭痛を引き起こしやすい傾向があるようです。

身体的なストレスが無くとも、精神的なストレスのみが原因で頭痛を発症するケースもあります。 精神的に緊張した状態が長期間続くと、脳の痛みを調整する部位が機能不全を起こし頭痛を引き起こしてしまうのです。このような、精神的ストレスを原因とする緊張型頭痛には、生真面目な性格や几帳面さを持った人がかかりやすいと言われています。緊張型頭痛は、にぶい痛みが特徴ですが、我慢できないほどではないのが普通です。 数時間~数日の頭痛が反復性におこる場合と、持続的に毎日のように続く場合があります。首や肩のこりを伴うこともあります。嘔吐を伴うことはありません。効果的に休憩をとるなど、ライフスタイルの改善でよくなることもあります。緊張型頭痛は、片頭痛ほどの痛みはないものの、頭が締め付けられているような頭の重い状態が起こります。

片頭痛がストレスから解放されてホッとしたときに起こりやすいのに対して、緊張型頭痛はストレスにより頭や首を囲む筋肉が過剰に緊張して起こる傾向があるようです。多くは肩や首筋のこりや眼精疲労を伴います。一般に、片頭痛だけの患者さんは頭痛の無いときには頭がすっきりしているのですが、 緊張型頭痛を併発すると、いつも頭が重い状態が続く場合があります。

基本的に軽い緊張型頭痛であれば

  • 「ストレスを解消する」
  • 「リラックスする」
  • 「体操をする(肩こり体操など)」
  • 「筋肉の緊張をほぐす」など

頭痛の原因となっていた生活習慣を改善するだけでよくなることも珍しくはありません。一方片頭痛は、生活習慣の改善はもちろん大切ですが、 それだけで改善が難しい場合は、発作の予防や痛みを抑えるための薬物療法を行うことも重要です。ですから、両方を合併している人は普段から生活習慣の改善を心がけるようにしてください。その上で、一人一人の片頭痛の特徴・症状に合わせた薬を正しく飲みましょう。

群発頭痛

群発頭痛の原因については残念ながらまだはっきりとしていません。副交感神経の刺激により、涙が出る、瞳孔が小さくなる、充血・鼻水・発汗といった症状を伴います。 群発頭痛も片頭痛と同様に発作的に起こる頭痛です。年に数回から数年に1回くらいの頻度で起こりますが、一度発症すると1~2ヶ月にわたって、ほとんど毎日、 ほぼ同じ時間帯に激しい頭痛におそわれます。じっとしていられず、転げまわる人もいるほどです。 片側の目の奥が強烈に痛むのが特徴で、同じ側の目や鼻に涙・鼻水・鼻づまりなどの症状が現れます。 発作が起こっている期間にアルコールを飲むと、必ずといっていいほど頭痛発作が起こります。