糖尿病とは、「インスリンの分泌が不足している」「インスリンが正常に働かない」ため血液中のブドウ糖が異常に高くなる疾患です。
全国で約2,050万人が「糖尿病が強く疑われる」または「糖尿病の可能性を否定できない」と推計されており、単純計算すると国民の5、6人に1人は糖尿病の危険があるとされる、深刻な国民病の一つです。 糖尿病は、原因によって4つのタイプに分類されますが、日本人に圧倒的に多く、生活習慣病の一つとされているのは2型糖尿病です。
この2型糖尿病の発症には、インスリンの分泌不足や働きが悪いといった遺伝的な要因に加え、過食・運動不足・肥満、・ストレスなどの生活習慣的な要因が関係しているといわれています。糖尿病を予防するため、また進行を遅らせるためには、生活習慣を見直すことが大切です。